女子ゴルフ 蛭田みな美「神の中断」雷雲接近から再開後に3バーディーで首位タイ浮上 CATレディース
「女子ゴルフ・CATレディース・第2日」(19日、大箱根CC=パー72)
3位で出た蛭田みな美が6バーディー、2ボギーの68でスコアを四つ伸ばし、通算10アンダーで西郷真央と並んで首位に立った。トップで最終日を迎えるのは初めてで、3度目の最終日最終組からプロ8年目でのツアー初優勝を目指す。
雷雲接近による45分間の中断が、流れを大きく変えた。14番ホールを終えたところでクラブハウスに戻り、再開した15番パー5でバーディーを奪った。
続く16番パー4は、グリーン脇から10ヤードのアプローチが2バウンドしてチップインバーディー。最終18番パー5でもスコアを伸ばし、再開後に3バーディー。「神の中断でしたね」とうれしそうに振り返った。
中断中には、姉から購入を検討している猫の画像が送られてきた。ラガマフィンという品種で「めっちゃかわいかった」と気持ちを癒やされた。
最終日最終組は過去に2度あるが、いずれもスコアを伸ばせず優勝はならなかった。「今日はパットが入り切れていなかった。明日は入ってくれたらうれしいな」とグリーン上で勝負する。


