今季シード喪失の上井邦浩が首位浮上 金谷も猛チャージでハーフターン 石川遼は池ポチャありもスコア伸ばし暫定8位

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第3日」(29日、恵庭CC=パー72)

 全選手がハーフターンした。4位から出た上井邦浩(40)=三好CC=は10ホールを終えて、4バーディー、ボギーなしで回り、通算8アンダーで首位に浮上した。上井は昨年9月に左母子腱鞘(けんしょう)炎で特別保証制度を受けていたが、今季賞金が足りず、5月にシードを喪失。ツアー未勝利のベテランがメジャー初優勝で5年シード獲得を狙う。

 19位から出た今季メジャー1勝の金谷拓実(25)=Yogibo=が14ホールを終えて、7バーディー、1ボギーの猛チャージ。7アンダーで平田憲聖、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)と並ぶ、2位に浮上した。

 8位から出た石川遼は8番パー3で、ティーショットが左の池に飛び込むボギーもあったが、11ホールを終えて、4バーディー、3ボギー。通算4アンダーにスコアを伸ばし、暫定で8位をキープしている。

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