金谷拓実が64の猛チャージ “準地元”思い出の大会で「早く良いプレーができたら」

 「男子ゴルフ・ミズノ・オープン・第2日」(26日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 首位と8打差の41位から出た金谷拓実(25)=Yogibo=が9バーディー、1ボギーの64と猛チャージをかけた。

 初日はショートすることも多かったパターも、修正が効いてビッグスコアにつながった。前日ボギーをたたいた14番パー3で、ピン奥のカラーからの4メートルを沈めてバーディーを奪うなど、距離の残ったパットが入り、「3、4メートルを決め続けられた」と汗をぬぐった。

 岡山県西の同コースは広島出身の金谷にとって“準地元”。幼少時代に初めて観戦したのが2004年の同大会だった。「谷口拓也さんのサインを最初にもらいました」と当時を思い出を語るなど、思い入れのある大会だ。「ここで早く良いプレーができたら。土日も地元の人が応援に来てくれると聞いているので、その人たちに良いプレーを見せられたら」と、決勝ラウンドも地元の声援に応えるプレーを目指す。

 有資格者以外の上位4人には全英オープンの出場権も与えられる。これまで3度の出場も予選の壁を破れていない鬼門。「やっぱりみんな出たいと思うもの。その中で自分のプレーを続けていくことが大事」と、リベンジの舞台も見据えた。

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