馬場咲希 アマ唯一の予選突破 ドライバーが一日で激変!61位→29位で乗り切った
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第2日」(5日、茨城GC西C=パー72)
最後のバーディーが何よりの活力になった。18番パー4で4メートルを沈めたアマチュアの馬場咲希(18)=東京・代々木高=は右手を握って小さくガッツポーズ。61位からスタートも通算7オーバーの29位まで順位を上げて予選突破を決め「想像よりギャラリーさんが多く、最後もオーッと沸いてうれしかった」と笑顔を見せた。
ドライバーショットが一日で激変した。初日のプレー後、武尾隆央コーチの指導を受けた練習で「ワンポイント、変えた部分があった」。ミスショット時は右手のグリップが緩んでいると気づき「左手の親指の位置を変えて、密着させたら球がつかまる感じになった」と自分で修正した。
1番パー4から力強い球でフェアウエーをとらえ、バーディー発進。午後5時すぎに最大瞬間風速毎秒13・9メートルの強風に悩まされた後半、15番のボギー後は「あと3ホール、気を引き締めて頑張ろう」と乗り切った。
アマチュアでただ一人、予選を突破。「ちょこっとだけいい感じで回れそうな気が昨日よりした。明日あさってとトントンと、どんどんよくなるように頑張る」。上り調子で4日間を完走する。




