古江彩佳 粘りのプレーで3打差8位 正確ショットでフェアウエーを一度も外さず
「米女子ゴルフ・JMイーグルLA選手権・第2日」(28日、ウィルシャーCC=パー71)
70で回った古江彩佳(22)=富士通=が通算3アンダーで、71の西村優菜とともに8位に浮上した。首位とは3打差。畑岡奈紗は通算1アンダーで22位、渋野日向子はイーブンパーで33位、勝みなみは1オーバーで44位。笹生優花は5オーバーで予選落ちした。アディティ・アショク(インド)が通算6アンダーでトップに立ち、1打差の2位にハナ・グリーン(オーストラリア)ら3人がつけた。
古江が2バーディー、1ボギーで20位から8位に浮上した。フェアウエーを一度も外さず、2日間でボギーは1度だけ。「落ち着いて回れた。アンダーで良かった」と上機嫌だった。この日は難しいピン位置に上位陣がさほど伸びず、首位とは3打差に詰まった。
8番で4メートルのパットを沈めてバーディーを先行。後半は荒れるグリーンに苦しんだが、16番で2メートル半を沈めてスコアを伸ばした。17番でボギーとするも、18番は3メートルのパーパットを沈め「長いパーパットが入ってくれてよかった」と喜んだ。
今大会のコースは全長6447ヤードと米ツアーでは比較的距離が短く、飛ばし屋ではない古江には好条件。「ショットをつけてうまくパーセーブできれば」とさらなる上位を目指す。