古江彩佳 1打差2位 苦手の大舞台で好発進「リズムに乗っていけた」

 「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第1日」(20日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)

 古江彩佳(22)=富士通=が5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで首位と1打差の2位につけた。畑岡奈紗は70で9位、渋野日向子は72で回り37位。笹生優花、西郷真央、アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は74で73位、西村優菜と勝みなみは75の81位と出遅れた。チェン・ペイユン(台湾)が5アンダーの67でトップに立った。

 正確なショットでチャンスを作り、確実なパットでものにした。インから出た古江は11番パー4の残り188ヤードの第2打を1メートル弱につけ「この日一番」というバーディー。続く12番パー3でも2メートルを沈めて連続で伸ばし「リズムに乗っていけた」と振り返った。

 前半で一つ落としたが、後半は3バーディー。2番の途中で雷雨による約1時間の中断があったが、再開直後、グリーン手前からのアプローチを1メートルに寄せた。「中断中は何も考えずにリラックスしていた。再開してすぐ、うまく寄ってパーセーブできた」と流れを切らさなかった。

 降ったりやんだりの天候でも「雨でスピン量が変わる」と落ち着いて計算。パッティングも勝負強く、4番で4・5メートル、6番は3・5メートルのフックラインを読み切り、7番も2メートルを沈めてバーディーとした。

 昨季はメジャー5大会中のうち、3大会で予選落ちと悔しい思いを味わった。苦手意識があったという大舞台だが、今季初のメジャーで首位と1打差の好発進。「この難しいコースを4アンダーで終えられたのは良かった。まだ3日あるので、トップは意識しないで集中できたら」と自身に言い聞かせるように話した。

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