「米女子ゴルフ・ＨＳＢＣ女子世界選手権・第１日」（２日、セントーサＧＣ＝パー７２）

　古江彩佳（２２）＝富士通＝は１イーグル、２バーディー、ボギーなしの６８で回り、３位につけた。笹生優花が６７をマークし、首位と３打差の２位で発進した。渋野日向子と畑岡奈紗はイーブンパーで３６位。西郷真央は７３で５３位だった。エリザベス・ゾコル（米国）が６４で首位に立った。出場６６選手で予選落ちはない。

　古江は持ち前の正確なショットを発揮し、米ツアー２勝目へ向け好発進。「ボギーなしのアンダーパーはうれしい」とほほ笑んだ。

　インスタートで安定したプレーを続け、後半の５番パー５で見せ場をつくった。残り２１４ヤードの第２打を３番ウッドでピン２・５メートルにつけてイーグル。「一歩間違えばボギーやダブルボギー。怖かったけど、初日なので攻めた。ぴったりの距離で寄せられた」と自画自賛した。

　米ツアー本格参戦１年目の昨年に初勝利を挙げた２２歳。今年は同組の外国選手らと英語で話す場面も。「英語はちょっとだけだけど、自信を持ちながら。知っている選手も多くなって回りやすくなっている」となじんできた。首位とは４打差。「落ち着いて、しっかり自分のプレーができるように頑張る」と堂々と話した。