松山英樹 大会連覇へ「楽しみ」「期待はできないけれど…」

 12日開幕の米男子ゴルフ、ソニー・オープンを前に10日、会場となるハワイ州ホノルルのワイアラエCCで前年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=が公式記者会見に臨み「少しずつ状態は上がってきたので楽しみ」と意気込みを語った。この日は比嘉一貴、桂川有人、アマチュアの岡田晃平(東北福祉大)と練習ラウンド。今大会は蝉川泰果に大西魁斗、中島啓太を加え、日本勢が7人参戦する。

 松山が前回優勝者としてワイアラエCCに戻ってきた。公式会見では、昨年の決勝ラウンドで2日連続となる63の好スコアで逆転勝利につなげたことに触れ「コースを攻略できたことがうれしかった。でもやっぱり、いつものように難しい」と、大会連覇へ向けて芝目のきついコンディションを警戒した。

 昨年プレーオフで米ツアー8勝目を手繰り寄せた一打となったのは18番パー5の第2打。残り277ヤードをピン80センチにつけた3番ウッドのショットは、今でも鮮烈な印象を残しており「(球が)逆光で見えなかったが、ハイライト(映像)で見るとすごいショットだった」と自画自賛した。

 昨年3月から首などのけがに苦しみ、不安の中で新年を迎えた。今年初戦の前週で21位になり「久々に4日間痛みなくプレーできた」と体調も回復しつつある。「オフに練習があまりできなかったから期待はできないけれど…」と前置きしながら「少しずつ状態は上がってきたので楽しみ」と前向きだった。

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