今季11戦5勝の西郷真央が6週間ぶりに国内ツアー復帰 海外遠征の経験糧に成長示す

 プロアマ戦のラウンドで笑顔を見せる西郷真央
 プロアマ戦のティーショット後、ボールの行方を追う西郷真央
 プロアマ戦で笑顔を見せる西郷真央
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 「女子ゴルフ・CATレディース」(19日開幕、大箱根CC=パー72)

 今季11戦5勝の西郷真央が、7月のニッポンハム・レディース以来、6週ぶりの国内ツアーに復帰する。この間、メジャーのエビアン選手権(フランス)、AIG全英女子オープン(英スコットランド)に出場。エビアンでは3位に入る活躍があったが「結果を出し続ける難しさを感じた海外遠征。調子が悪いときに入れたい、寄せたいという気持ちを意識せずに、やるべきことに集中できるか」と課題を挙げた。

 遠征中には、他の多くの選手と同様にロストバゲージを経験。衣服やパッティングの練習器具が入っていたスーツケースはいまだに行方不明だという。

 特に練習器具は販売終了したモデルで、似たものを注文済みとはいえ「精神的には一番ショックだった」。ただ、帰国報告した師匠で男子のレジェンド・尾崎将司からは「災難だったな。そういう悪い経験も今後に生きるから、経験しておいてよかったな」と励まされた。カート事故やコースメモ紛失など、遠征中に経験したすべてを糧にするしかない。

 「この大会はすごく風が吹くイメージがある。やるべきことに、より集中してプレーすることを心がけたい」と西郷。海外でまた一回り大きくなった姿を、強いゴルフで示したい。

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