植竹希望「今季こそ初優勝だ!」今季初優勝を目指す

 女子ゴルフの2022年シーズンがいよいよ3月のダイキンオーキッドレディース(3~6日、沖縄県・琉球GC)で開幕する。今季に初優勝を目指す選手たちにとっては待ちに待った開幕となるが、昨季賞金ランク33位で初シードを射止めた植竹希望(23)=サーフビバレッジ=もそのひとり。男子並みのショット力を武器に初の頂点へ駆け上がる。

 植竹は昨季40試合に出場し、住友生命レディースの2位をはじめトップ10入りが7回。賞金5983万1243円を獲得してランク33位に入り、最終戦出場のツアー選手権リコーカップ出場(28位)を果たすとともに、うれしい初シードを決めた。1998年度生まれの黄金世代に属し、今季は先に活躍している同期に追いつき追い越すシーズンと位置づけている。

 抜きんでたショット力を持っているのは、昨季の部門別ランキングを見れば一目瞭然だ。ドライビングディスタンスは239・72ヤードで25位だが、飛ばしたい時の飛距離は優に250ヤードを越えてくる。正確性も兼ね備えており、フェアウエーキープ率は73・6477で18位。ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率を合算したトータルドライビングは3位。アイアンの精度も高く、パーオン率は73・3522で堂々の5位にランクインしている。

 身長170センチ、体重59キロの恵まれた体格を生かし、スイングは女子プロではなく、男子プロを参考に作り上げた。見習ったのは米ツアーのトッププロで、中でもジョン・ラームのコンパクトなトップ、セルヒオ・ガルシアの切り返し時の強烈な「ため」を自分のスイングに取り入れているという。

 本紙ゴルフ特集面「ごるすぺ」で「女子プロ、ここがすごい!」を連載中の人気プロコーチ大西翔太氏は、植竹の「すごさ」についてこう話す。

 「植竹プロのショットの『すごさ』の要因はコンパクトなトップと女子ではあり得ないような強烈なタメの融合にあります。テークバックは両腕とグリップでできる三角形を崩さないように上げていき、トップはコンパクトですが、体は背中がターゲット方向に正対するほど十分に回っています。ダウンスイングでは手元が腰の位置に降りてきた段階でも、上半身はまだテークバックの位置に置き去りにされたままです。これによって飛ばしの原動力である上半身と下半身の捻転差を作ることができます。トップがコンパクトであることで、スイングの再現性も高くなります。これが飛んで曲がらないスイングの秘密です」

 スケールの大きなゴルフを引っ提げ、開幕からエンジン全開で初優勝を奪い取る。

 ◆植竹希望(うえたけ・のぞみ)1998年7月29日、東京都出身。4歳でゴルフを始めた。日出高卒。17年プロテスト合格。昨年賞金ランク33位。趣味は読書、映画観賞。身長170センチ、体重59キロ。血液型O。

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