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古江彩佳 8アンダー首位発進 大爆発で大会タイ64「100点に近い」

 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第1日」(25日、宮崎CC=パー72)

 賞金ランキング2位から逆転女王を目指す古江彩佳(21)=富士通=が9バーディー、1ボギーの大会最少に並ぶ64をマークし、8アンダーで単独首位の好スタートを切った。同じ最終組で回った賞金ランキング1位の稲見萌寧(22)=都築電気=は2オーバーの74で25位と出遅れた。トップと3打差の2位に全美貞がつけ、さらに1打差の3位に高橋彩華と野沢真央が続いている。

 有言実行の首位発進を決めた。前日の公式会見でスタートダッシュを誓った古江が、16年の葭葉ルミに並ぶ大会最少ストローク64と大爆発。「ショットもパットもうまくかみ合った一日。100点に近い。本当に思い通りというか、目指すところ以上のスコアが出せたので良かった」と会心の笑みを浮かべた。

 賞金女王を争う稲見との同組対決は「目の前でラウンドしているので意識はあります」と素直な心境を明かす。1番パー4は左ラフからの第2打を30センチにつけ、バーディー発進。3番2メートル、4番は5メートルを決めて連続バーディー。6番からは怒濤(どとう)の5連続バーディーで、なかなか伸ばせないライバルを突き放していった。

 弱気、弱虫を意味する「チキン」につながることから、大会中は鳥料理を口にしない。宮崎ご当地グルメの地鶏やチキン南蛮も例外ではない。試合前日は「おいしかった」という恒例のとんかつを食べて、パワーを充電した。高校時代から続ける験担ぎだ。

 ラウンド中は「チキン」とは真逆の姿勢を貫いた。芝目がきつい高麗グリーン対策として「とにかく上りのパットを残すように考えた」と手前から攻めた。9番の5メートルも芯でしっかり打つことを心掛け、カップインさせた。「よく入るなあ」と自分でも驚きながらバーディーを量産。アウト29はプロ転向後のハーフ自己ベストで、18年アン・ソンジュが記録した大会最少を1打更新した。

 今大会は2年連続2位と苦手ではないが、あと一歩で頂点に届いていない。「最後にいい締めくくりができれば気持ちもいいと思う。そこはできればうれしい」。逆転女王への最低条件は単独2位以上と極めて厳しい中、稲見と10打差の好スタート。三度目の正直となる有終の美へ、一気に視界が開けた。

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