原英莉花 1年ぶり4勝目に涙「今年は勝てないのかなと思った」

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・最終日」(21日、エリエールGC松山=パー71)

 単独トップで出た原英莉花(22)=日本通運=が1イーグル、2バーディー、1ボギーの68で回り、通算17アンダーで逃げ切った。昨年11月のツアー選手権リコー杯以来、1年ぶり20-21年統合シーズン3勝目、ツアー通算4勝目を飾った。

 優勝インタビューでは「最終戦近くになって、1年間本当にいろいろあったなと思いながら、今年は勝てないのかなと思ったんですけど、本当に勝ててうれしくて…」と涙で声を詰まらせた。

 一時は鈴木愛、福田真未、柏原明日架もトップに並ぶ大混戦だったが、原が17番パー5のイーグルで勝利を決定付けた。鈴木、福田、柏原の3人は3打差の2位。2打差2位で出た三ケ島かなは13アンダーの5位だった。

 賞金ランキング1位の稲見萌寧と同2位の古江彩佳はともに8アンダーの19位。獲得賞金の1696万8474円差は変わらず、賞金女王決定は次週の最終戦、ツアー選手権リコー杯に持ち越された。

 渋野日向子は9アンダーの12位で今季国内ラストマッチを終えた。12月上旬の来季米ツアー出場権を懸けた最終予選会に備え、近日中に渡米する。

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