渋野日向子 最終R中止で3位 痛かった2日目13番の3パット「悔しい」
「女子ゴルフ・富士通レディース・最終日」(17日、東急セブンハンドレッドC=パー72)
最終ラウンドは降雨によるコースコンディション不良で午前10時45分に中止が決定。渋野日向子(23)=サントリー=は2日目までの成績で3位だった。
渋野はクラブハウスで、最近始めた塗り絵をしている時に中止決定を知った。「その瞬間『3パット…』という言葉が出てきた」。前日の2日目13番。12メートルから3パットしなければ、通算12アンダーで勝、古江と首位に並んだままだったからプレーオフに参加できた-という思いがこみ上げてきたのだった。
「かっちゃん(勝)とは『やっと(一緒に)回れるね』と話していたし、楽しみにしていたので、そこは悲しいと思います」。2週連続優勝を達成できなかったことには「最終日にそれを狙える位置で終われているので、できなかったのは悔しいです」と残念そうに話した。
それでも、この5週間は前週スタンレー・レディースの優勝をはさみ、トップ10入りを果たしている。「最近の私にはないこと。結果的にすごく安定しているのでうれしいです。ちゃんと大人になれているのかな」と自己評価した。