「女子ゴルフ・ＡＩＧ全英女子オープン・最終日」（２２日、カーヌスティ・リンクス＝パー７２）

　首位と５打差の１８位から出た２０１９年大会覇者の渋野日向子（２２）＝サントリー＝は、５バーディー、４ボギー、２ダブルボギーの７５とスコアを落とし、通算１アンダーで３４位に終わった。

　渋野の一問一答は以下の通り。

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　－ラウンドを振り返って。

　「１番、２番といいスタートが切れた中で、３番で自分で流れを壊してしまって、そこからなかなか戻れずという感じだった。本当に悔しかったんですけど、最後の難しい４ホールを１アンダーで回れたというのは、今日の中ではすごくうれしいことですし、１６番で昨日のリベンジができたのが、今日は一番うれしかったです」

　－スタート前の今日の目標は。

　「トップとは５打差だったので、まだチャンスはなくはないと思いました。今日は攻めていくだけだと思って最初からやってはいたんですけど、なかなか最後まで続かなかった感じです」

　－３番から苦しんだ部分はどのあたりだった。

　「（３番の）セカンドショットで池に入れてしまってダブルボギーをたたいてしまったところで、やっぱり自分の中で少し、ちょっと落ち込んでしまった。５番でも（ダブルボギーを）たたいてしまって、６番でもバーディーが取れなくてボギーを打ってしまってという感じだったので、そこでやっぱり、ちょっと怒っちゃいました」

　－改めて全英は渋野選手にとって特別な大会だが、今年はどうだった。

　「去年に比べたらちょっとは成長できたかなとは思うんですけど、まだまだだなというふうに思わされる全英だったなというふうにも思いますし、また来年もっと強くなって、もっといい位置で戦えるように頑張りたいです」

　－「成長したところを見せたい」と言っていた。今の感触として、見せることはできたか。

　「できたところもありますし、悪いところも見せてしまったという感じではあるので、今の私の現状を全て吐き出した大会だったかなと思います」

　－気持ちの面のコントロールの大切さを大会を通じて口にしていた。本当はどういうプレーをしたいか。

　「連続ボギーだったり、ダボを打っても次のホールでしっかりパーを取ったりとか、そういう連続してスコアを落とさないようなゴルフをもっと心掛けてやっていかないといけないですし、そういうところが一番ですかね」

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　ほかの日本勢は、古江彩佳が通算５アンダーで２０位、畑岡奈紗が３アンダーで２６位、笹生優花はイーブンパーで３９位だった。首位で出たアンナ・ノードクイスト（スウェーデン）が通算１２アンダーで逃げ切り、０９年全米女子プロ選手権、１７年エビアン選手権に続くメジャー３勝目を飾った。