渋野日向子【一問一答】「頑張って良かった」全米女子プロ予選通過圏内

 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第2日」(25日、アトランタ・アスレチックC=パー72)

 4オーバー93位から出た渋野日向子は1イーグル、2バーディー、2ボギーの70で回り、通算2オーバーでホールアウトした。17番をバーディー、18番はイーグルで締め、暫定58位で予選通過圏内に浮上。東京五輪代表入りへ望みをつないだ。

 ホールアウト後の一問一答は以下のとおり。

 -すばらしいフィニッシュだった。

 「今日はアンダーを出すしかないと思っていた。最初からなかなか流れが来なかったんですけど、最後は攻めるしかないと思って、イーグルが取れてうれしかった」

 -前半は耐えて、9、10番でいいパーセーブ。あそこでしのげたのが大きかった。

 「そこでしのげたことによって切り替えもできました。12番で池ポチャしてしまいましたけど、あの後に入ってくれた。気分よく次のホールに行けたので、本当に流れが来ていたのかなと思います」

 -12番の第3打は池に入った後、すぐにドロップして打たないといけなかった。

 「結構、悔しかったんですけど、イライラしている暇もないですし、何とかボギーでと思って打ったのがすごい入り方をした。あそこですぐに切り替えて打てたことでああいう結果になったので、すごく良かった」

 -次の13番はピンを攻めて、あの辺りからショットも良くなったように見えた。

 「後半はアイアンショットを打つ場面が多かったので、長いクラブでない分、ちょっと安心感もあって振ることができた。しっかりバーディーチャンスにつけて、それを決めることができたので本当にうれしかった」

 -16番ボギーの後、17番は果敢に攻めた。

 「もう取るしかないと思っていた。あそこでいいショットが打てて、強気のパットで決めることができたので、すごくうれしかった」

 -予選通過のことも頭にあったと思うが、18番の第2打はどのような心境だった。

 「練習ラウンドでは前のティーグラウンドでも狙わないと話をしていたけど、こうなったら狙うしかないと思っていた。ドライバーもしっかり振って、ギリギリ狙える位置にいったので、気持ちで取れた。いろいろあったけど頑張って良かったなと思いました」

 -パッティングも少しフォワードプレス(手元を目標方向に動かしてからテークバックを始動)にしたら感覚が良くなったと言っていた。今日もいいパッティングがたくさんあった。

 「惜しいパットもたくさんあったけど、ミスパットが減ってきてはいたので、それで安心して打つことができていた。本当にひらめいて良かったなと思いました」

 -明日に向けて。

 「明日があるのがすごくうれしくて。もうあと2日、自分の悔いを残さないようにしっかりプレーできたらいいかなと思います」

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