稲見萌寧が会見乱入で西村優菜と“舌戦”「150ないですよね?」「あります!」

5番ティーグラウンドに向かう西村優菜(撮影・坂部計介)
12番でバーディ、笑顔で13番へと向かう稲見萌寧(撮影・坂部計介)
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 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第3日」(12日、六甲国際GC=パー72)

 稲見萌寧(21)=都築電気=が6バーディー、ノーボギーの66で通算16アンダーまで伸ばし、単独首位を守り、今年6勝目に王手をかけた。2打差で出た西村優菜(20)=スターツ=は6バーディー、2ボギーの68で回り、12アンダーで優勝圏内の2位をキープ。ラウンド後の西村の公式会見中に稲見が“乱入”する場面があった。

 西村の会見の終盤だった。進行役が「ほかに質問はありますか?」とたずねると、次に控えていた稲見が挙手し、代表質問のマイクの前に立った。

 「どうして、そんなに小さいのに最強なんですか?」

 「本当は(身長)150センチないですよね?」

 稲見から立て続けに質問を浴びせられた西村だったが、二つ目の問いには即答した。

 「あります。絶対にあります、それは」

 二人のやり取りに会見場は笑いに包まれた。

 「逆に質問したいわ。どうして、そんなに優勝できるんですか?」

 西村が切り返すと再び笑いが起こった。稲見が答えることなく、西村の会見は終了した。

 その後、自身の公式会見中に報道陣から同じ質問をされた稲見は「それは私にも分からないです」と笑いながら答えていた。

 最終日は直接対決ではなく、稲見が青木瀬令奈、木村彩子との最終組で午前10時スタート。西村は一つ前の組で西郷真央、岡山絵里とラウンドする。

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