金谷拓実が好発進67 先輩・松山の快挙に「すごく興奮」 国内男子ゴルフ今年初戦
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・第1日」(15日、東建多度CC名古屋=パー71)
国内男子ツアーの今年初戦が開幕した。ルーキーの金谷拓実は5バーディー、1ボギーの4アンダー67と好発進した。「開幕初戦で緊張もあったけど、苦手な初日を4アンダーで上がれて、いいプレーができた」と納得の表情を見せた。
前半インは2バーディー、1ボギーの35。スタートホールの10番パー4でチップインバーディー。「ティーショットを左に曲げてバタバタしたんですけど、あのアプローチでちょっと落ち着きが出たかなと思います」と振り返った。
後半アウトは4番から3連続バーディーで32。4番は5メートル、5番が3メートル、6番は6メートルを沈め、一気に伸ばした。「前半はアイアンの距離感とかティーショットもよくなかったけど、後半は徐々にチャンスも増え、今日はパッティングもよかったのでいいプレーができた」と話した。
前夜、東北福祉大の先輩、松山英樹の帰国会見はニュースで見た。「グリーンジャケットを常に持ち歩きたい」という発言に反応し、「かわいいなと思いました。怒られるかも」と恐縮しながら率直な感想を明かしていた。
「僕自身も松山さんの優勝ですごく興奮したし、今週から開幕して自分自身も、もっともっといいプレーをして、たくさん優勝できるように頑張りたい」と気持ちを引き締めた。
同組の石川遼は3バーディー、6ボギーの3オーバー74と出遅れた。現在は木下稜介が6バーディー、ノーボギーの6アンダー65をマークし、単独首位に立っている。