渋野日向子 熱ケツコース確認6時間 グリーン周りを重点にチェック
女子ゴルフのメジャー第1戦、ANAインスピレーションは米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCCで4月1日に開幕し、渋野日向子(22)=サントリー=はブルック・ヘンダーソン(カナダ)らと同組で午前7時32分(日本時間午後11時32分)にスタートする。笹生優花は午前7時10分(同午後11時10分)スタートの第1組。原英莉花、畑岡奈紗、河本結、上原彩子は午後(同2日未明以降)にスタートする。
2年連続出場となる渋野は開幕2日前の30日に会場の米カリフォルニア州、ミッションヒルズCCへ入った。いつもの明るい笑顔でショットの調整を行った後、ウエッジ4本とパターだけをキャディーが抱えて18ホールを歩く、独特なコースチェックに約6時間を費やした。
猛烈な暑さだった昨年9月とコンディションは大きく異なる。「去年のことはなしにして、全く違うコースになると思う」と語っていた渋野。グリーンでは何度も球を転がし、グリーン周りのラフやバンカーからのショットも繰り返した。
今回バッグを担ぐのは以前に石川遼と組んでいた佐藤賢和氏。昨年の経験を渋野が説明し、2人で攻め方を相談する場面もあった。パー5では第3打を想定して100ヤード以内のショットを打ち、ボールが落ちる場所や転がり具合をキャディーが徹底的に確認。攻略法に頭を巡らせた。





