渋野日向子 風に収穫の11位「友達になりかけていた」

 通算5アンダーで11位に終わった渋野日向子
 通算5アンダーで11位に終わった渋野日向子
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 「女子ゴルフ・Tポイント×ENEOS・最終日」(21日、鹿児島高牧CC=パー72)

 降雨サスペンデッドとなった第2ラウンド残りと最終ラウンドが行われ、小祝さくら(22)=ニトリ=が、通算10アンダーで通算4勝目を挙げた。2打差8アンダー2位に鈴木愛、ペ・ソンウ、サイ・ペイインが続いた。

 渋野日向子が課題の風対策で一歩前進だ。自身初のホステス大会は通算5アンダーの11位。13番パー5では第2打が引っ掛けてOBとなり、ダブルボギーもたたいたが「個人的にはすごく収穫のある一日。あまり悔いはない」と前向きに話した。

 強風の中でのプレーに「あまり風に影響されない球が打てた。自分の打ちたいキャリーを打てた回数がすごく多かった」と納得の表情。特に18番パー4、残り154ヤードの第2打だ。通常なら6番アイアンの距離だが、風を考え2番手上の5番ユーティリティーを選択した。抑えて打ち、ピンにつけたショットに手応えを得た。

 前週は「風と友達になれなかった」と悔やんだが、「今日は友達になりかけていた」と笑顔を見せた。次戦のアクサ・レディースが当面の国内最終戦となる。「まずは予選通過できるように、その中で自分のやるべきことをちゃんとやり切りたい」。最後まで目の前の課題と向き合いながら4月以降の米国遠征に備える。

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