松山英樹、8位発進で3勝目に意欲 正確度ナンバーワンで自らに合格点

 「米男子ゴルフ・メキシコ選手権・第1日」(20日、チャプルテペックGC=パー71)

 松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、1ボギーの69で首位と4打差の8位で発進した。今平周吾は74で49位、石川遼は80で70位と出遅れた。65をマークしたロリー・マキロイ(英国)が首位に立ち、2打差の2位にバッバ・ワトソンとジャスティン・トーマス(ともに米国)が並んだ。72選手が4日間を予選落ちなしで争う。

 松山はショット、パットとも精彩を放ち、自らに「安定していた」と合格点をつけた。首位に4打差と好位置に付け「悪くないスタート。2日目も伸ばして上位で戦いたい」と2017年8月以来の世界選手権シリーズ3勝目に意欲を示した。

 18ホールを通してフェアウエーを外したのは3打だけで、正確度は堂々の1位。パーオン率は72・2%で4位とショットが好調だった。前週のジェネシス招待の3日目に替えて面白いように決まった、ヘッドが大きめのパターを継続して使用。「先週よかったのに、替えたら何言われるか分からないので」と笑わせたが、速く硬い難グリーンでも要所で決めた。

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