笠りつ子に厳重注意処分 21日開幕の大王製紙エリエール・レディースから復帰

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は12日、女子ツアーの会場でコース関係者に対して暴言を浴びせた笠りつ子(32)について厳重注意処分とし、12月の新人セミナーでマナーや言葉遣いの講座の受講を義務づけると発表した。

 問題は10月下旬に兵庫県で開催されたNOBUTAグループ・マスターズGCレディースの会場で発生。笠はストレッチなどで利用するタオルが風呂場になかったことに腹を立て、関係者と口論になった末に「死ね」などと言ったという。タオルは昨年までの同大会でなくなることが続いていたため、LPGAと大会運営側が協議し、今年から置くことをやめていた。

 笠は10月末に自身の公式サイトで自筆の「おわび」を公表し、関係者に謝罪したこと、協会の調査が行われていること、当面はツアー出場を自粛することなどを表明していた。処分が決まったことにより、協会関係者によると愛媛県で21日開幕の大王製紙エリエール・レディースから復帰する見込みとなった。

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