暴言問題の笠りつ子「若手のお手本になる」 騒動で参加義務づけの新人セミナー受講

 女子ゴルフの笠りつ子(32)=京セラ=が11日、暴言問題の処分として参加を義務づけられた日本女子プロゴルフ協会(LPGA)2019年新人セミナー(9~12日、都内)を受講した。

 同セミナー受講は新人時代の07年以来。この日は日程の3日目で「選手とソーシャルメディア」「ハラスメントの傾向及び対応策」などの講義を受講し、「ひとつひとつ勉強になる。改めて気づかされることもあった」と感想を口にした。

 11月の大王製紙エリエール開幕前に報道陣に対応し、ファン、関係者に向けた謝罪をした。今月初めにはファン約30人に会い、改めて経過報告と謝罪を行った。それ以外はほとんど外出をしない生活だったそうで「家に引きこもり、ずっと過ごしていたので、あっという間だった。夜眠れないので遅くまで起きているような毎日でした」と振り返った。

 再起を決意できたのは、周囲の温かい励ましだったという。「今やめたら逃げることになるという言葉に励まされた。逆に自分が変わるチャンスをいただいたと思う。今回参加している新人のお手本となる行動をしたい。強く優しい女性になれたらいいですね」。来季は開幕戦のダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)から出場の意向だ。

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