女子プロ選手の不適切発言に「おわび」小林会長が事実確認した上で処分検討

 「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・最終日」(27日、マスターズGC=パー72)

 首位と6打差の4位で出た柏原明日架(23)=富士通=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算14アンダーで今季2勝目を挙げた。2年ぶり復活優勝を目指したイ・ボミ(韓国)は68と伸ばしたが1打及ばず2位。渋野日向子は72と伸ばせず6アンダー12位に終わった。最終プロテスト(11月5~8日、岡山・JFE瀬戸内海GC)を控える安田祐香(大手前大1年)は2アンダー26位でベストアマチュアに輝いた。

 岡本綾子氏が27日のデイリースポーツ紙面で明らかにした選手の不適切発言について、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長が同日、マスターズGCレディースが開催されている兵庫県三木市のマスターズGCで報道陣に対応。「あってはならない不適切な発言があったということは確認できている。(関係者には)大変申し訳ないことをしましたし、おわびを申しました」と説明した。

 岡本氏によると、マナー悪化で今大会は風呂場にタオルを置くのをやめたところ、あるベテラン選手が「何で置いてないのか」とコースの関係者に食ってかかり、「出せ」「出せない」の押し問答の末に「頭が固い。死ね」と捨てぜりふを吐いたという。

 小林会長は「事実関係を確認中なので、途中経過は言えない」と詳細は明かさず。近日中に協会のコンプライアンス・倫理規定に沿って当該選手のヒアリングなどを行い、事実確認をした上で処罰も検討するとした。

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