「女子ゴルフ・マスターズＧＣレディース・第３日」（２６日、マスターズＧＣ＝パー７２）

　第２ラウンド（Ｒ）の残りと第３Ｒが行われた。渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝は第３Ｒを４バーディー、３ボギーの７１で回り、通算６アンダー９位。テレサ・ルー（台湾）が９バーディー、１ボギーの６４をマークし、通算１４アンダーで首位に立った。３打差の１１アンダー２位に稲見萌寧、９アンダー３位にイ・ボミ（韓国）、８アンダー４位に柏原明日架、申ジエ（韓国）が続く。

　渋野は早朝７時に１６番から第２Ｒを再開し、１８番をバーディーフィニッシュ。いい手応えを得て第３Ｒに進んだが「休憩の２時間で消えましたね」。前日に打球を左に曲げてギャラリーに直撃した１番ではこの日も左に曲げ、「昨日よりヤバいと思ったけど、あそこは左にしかいかない。左のギャラリーさんには私が打つ前に（気をつけてと）言わなきゃいけないですね」と苦笑いだった。

　同組のテレサ・ルーが６４のビッグスコアをマークし、「バーディーが当たり前すぎて。ベタピンばっかりだし、長いのも入るし。（私の運を）吸い取られていってるな～って思ってた」。ともに３１日に開幕する米女子ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」に出場予定で、「その話もしました。『（台湾は）タピオカドリンクがおいしいよ、でもいろいろありすぎて分からないけど』って」と、“女子トーク”に花を咲かせたようだ。

　最終日は首位と８打差を追う。「（優勝は）ほぼ厳しいと思うので、今の位置より上位にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。