渋野日向子49位発進 アイアンは「全然ダメ」アプローチは「やったで」

 「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・第1日」(24日、マスターズGC=パー72)

 逆転賞金女王を狙う渋野日向子(20)=RSK山陽放送=はアイアンの距離感に悩んだこともあり、2バーディー、3ボギーの73で49位の初日となった。首位は稲見萌寧とキム・ハヌルの5アンダー。イ・ボミらが1打差で続いた。アマチュアの安田祐香(18)=大手前大1年=は2オーバーの64位だった。

 スコアは、芳しくなかった。しかし渋野は「楽しかった」と、スマイルで振り返った。

 オーバーパーとなってしまった理由については「ショットの距離感が全くダメ。飛ばない」と、アイアンでチャンスを作れなかったことを挙げた。

 ただ、それ以上に渋野を楽しませたのは、前週を休んだことで「久しぶり」と感じたトーナメントの雰囲気。雨にもかかわらず「ギャラリーさんが、傘を差しながら応援してくださって、それで頑張れた」というファンの後押しもあった。

 さらには、このところ取り組んできたアプローチの練習。5番パー4では2打目がグリーン手前のラフに行ったが、がっかりするより「(成果を)出すときが来た」と腕まくり。ふわりと上げて1メートルにつけ「やったで」と自身の成長を感じられたことも「楽しかった」

 男子の日米共催ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場するタイガー・ウッズと21日に初対面し、大いに刺激を受けた。そしてこの日、出だし3連続ボギーから首位に立ったウッズに「そういうゴルフしたいです!」と目を輝かせた。

 賞金女王には、上位フィニッシュの欠かせない今大会。「残り3日で少しでも上に」と、シブコチャージを誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス