堀川、耐えて首位キープ ライバル今平と優勝争いに意欲

 「男子ゴルフ・トップ杯東海クラシック・第2日」(4日、三好CC=パー71)

 首位から出た堀川未来夢(26)=Wave Energy=が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算6アンダーで首位を守った。トラブルになってから粘り強さを発揮した。昨季賞金王の今平周吾が連日の68で首位に並んだ。石川遼は75と崩れたものの、通算4オーバーの52位で何とか決勝ラウンドに進出した。

 悪条件に耐え、ピンチをしのぎ、堀川が首位を守った。通算6アンダーで迎えた15番パー5。第2打をグリーン左手前の池に落とした。ただ、ショックはなかったという。

 「3番ウッドだとグリーン奥に行って、良くてバーディー。5番ウッドで『3(イーグル)』を狙いにいった。最悪、池に入っても寄せワン(アプローチで寄せてから1パット)できればパー、できなくてもボギー。攻めた結果だった」。池のそばからのアプローチをピンから3メートル強に寄せ、パーパットをねじこんだ。

 第3日は、同学年で私生活でも仲の良い今平らと最終組で回る。初優勝を飾った6月の日本ツアー選手権森ビル杯最終日も同組だった。アマチュア時代からしのぎを削ってきたライバルとの優勝争いにも「自分がいい時は、そばに今平がいる。楽しくラウンドできたら」と気負いはない。

 2日間のフェアウエーキープ率は23位の50%ながら、パーキープ率は94・44%で1位タイ。ティーショットを打った後のしぶとさで、ライバルに差をつける。

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