浅地洋佑V 史上最多5人プレーオフ制した「たなぼたです」

 「男子ゴルフ・ANAオープン・最終日」(15日、札幌GC輪厚=パー72)

 11位から出て65をマークした浅地洋佑(26)=フリー=が、通算16アンダーで並んだツアー史上最多の5人によるプレーオフを制し、5月のダイヤモンド杯に続く通算2勝目を挙げた。18番で行われたプレーオフ1ホール目でバーディーを決めた。2位は嘉数光倫、時松隆光、スンス・ハン(米国)、ショーン・ノリス(南アフリカ)。石川遼は通算14アンダーで6位だった。

 初日65位と出遅れ、最終日も首位と5打差でスタートした浅地が史上最多、5人によるプレーオフを制して2勝目。「転がり込んできた。たなぼたですよ」と笑いが止まらなかった。

 初のメジャー挑戦となった7月の全英オープンで自信を得た。「こんな僕でも予選を通った(67位)。あの強い雨風を経験したのだから、どこに行っても大丈夫」。賞金ランク2位に浮上し、10月のZOZOチャンピオンシップ出場を決定的にした。「ゴルフを始めるきっかけになったタイガー・ウッズとプレーしたい」と目を輝かせた。

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