渋野日向子 東京五輪で金宣言!全英制覇で世界ランク14位浮上 代表入り現実的に
米女子ゴルフツアーAIG全英女子オープンで日本勢42年ぶり2人目のメジャー優勝を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が6日、東京・羽田の東京国際空港着の航空機で帰国した。空港内で帰国会見に臨み、次なる目標に来年8月の東京五輪金メダルを掲げた。凱旋試合は今週の北海道meijiカップ(札幌国際CC島松C)で7日にコース入りする。
日本勢42年ぶりメジャー制覇の興奮が冷めない中、渋野が早くも次なる目標を口にした。「来年のオリンピックは自国開催なので、金メダルは取りたいなと思います。まだ(代表に)選ばれていないのにすいません」。トレードマークの笑顔はなし。真剣そのもののまなざしで宣言した。
五輪への思いは08年北京五輪までさかのぼる。中学までソフトボールの投手だった渋野はエース上野由岐子を擁する日本代表が金メダルを獲得したシーンに感動。「今でもユーチューブの動画で見ているんですけど、あの金メダルで日本中が元気になった。私も日本中を元気にしたいな、オリンピックに出たいなと思った」と熱い胸の内を明かした。
日本を出発する前は夢に近かった五輪出場が、全英制覇の結果、一気に現実的になった。代表は来年6月30日時点の世界ランキングで決まるが、渋野は前週の46位から14位へ急上昇。「世界ランクはかなりジャンプアップしましたね。オリンピックに出るには海外メジャーは重要。(今回の優勝は)オリンピックにつながると思う」と目を輝かせた。
東京五輪に出場できた場合、メダル獲得の可能性は十分にある。全英で高真栄や朴城ヒョン(ともに韓国)、ミンジー・リー(オーストラリア)ら強豪を下したことで世界と互角以上に戦える手応えをつかんだことが大きく「今回は学ぶために行ったんですけどね。優勝しちゃったんで…。何を学びに行ったのか分からないです」。渋野節全開で自信の程を表現した。
金メダル獲得へ、必殺の武器もできた。それは世界が驚き喜び「スマイルシンデレラ」の愛称を贈ったとびきりの笑顔。「笑顔は世界共通であって、言葉が通じなくてもコミュニケーションが取れる。この笑顔でいろいろな人に自分を知っていただくことができた。本当に笑顔ってすごいんだなと思います」。1年後の霞ケ関CC。表彰台の真ん中に立った時、渋野が見せる笑顔が今から待ち遠しい。





