渋野 笑顔でプレーの理由「プロは魅せる競技」「結果も出る」

 会見でLPGAの小林浩美会長(左)から花束を受け取り笑顔の渋野日向子(撮影・開出牧)
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 女子ゴルフの全英女子オープンで優勝した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が6日、羽田空港で帰国会見を行った。

 1977年に全米女子プロを制した樋口久子以来、42年ぶりの日本人海外メジャー制覇の快挙を達成。トレードマークの笑顔も話題となり、海外メディアからは「スマイルシンデレラ」と注目された。

 笑顔でのプレーする理由について「プロゴルファーはギャラリーさんにみせる競技。心の底から笑顔でやらないとみんな楽しくない。そこは心がけている」と説明。表情の切り替えの仕方については「顔を変えているだけ。力むのはミスショットにつながる。気楽に、真剣な表情にしている。学生時代は喜怒哀楽が出ていた。(笑顔でのプレーは)青木コーチに習いだしてからだと思います」とした。

 樋口久子からそのメンタル面を「新人類」と言われたことに「(以前は)喜怒哀楽は激しくスコアを落とすこともあったが、ここ1年は自分でも分からないくらい、結果が出ていて、何でですかね」と首をひねった。

 ニックネームについては「シンデレラはよくいいすぎ」と笑いながら、「本当に回っている途中に、ギャラリーさんからも声をかけてもらって、名付けてもらったのはうれしかった。(でも)言い過ぎですね」と振り返った。世界のギャラリーから注目を集め、「笑顔は共通。笑顔でやっていれば結果は出る」とうなずいた。

 到着の際は報道陣を含めて500人超に出迎えられ「しぶこ、おめでとう!」と祝福の嵐。「日本に帰ってきて何をしたい?」という報道陣の問いかけに「寝たいです」と笑顔を振りまいた。

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