渋野日向子、海外メジャーVの裏に… ダスティン・ジョンソンとそっくりのスイング
「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・最終日」(4日、ウォバーンGC=パー72)
首位スタートの渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が初の海外戦でメジャーを制覇した。日本勢のメジャー勝利は1977年全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来で42年ぶり2人目。
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渋野の強さの根源はパットのうまさにあるが、ハザードを怖がらずに振り切るショットも魅力。実は興味深いデータがある。渋野と米ツアー元賞金ランク1位のダスティン・ジョンソン(DJ)のスイングが男女の違いこそあれ、そっくりなのだ。渋野はトップで左手甲が張って手のひら側に折れるが、これはDJも同じ。インパクトの瞬間を切り取った写真は冗談抜きで、重ね合わせたら寸分の狂いもないくらいに一致する。
その話を渋野に聞いたことがある。すると即座に「私もそう思っていました。以前は左手甲が手のひら側に折れるのが嫌だったこともあるんですけど、ダスティンの写真を見て、ダスティンもそうならいいやと思って、そのままにしています」との回答。今回の快挙で次はDJが渋野のスイングを参考にするかも!?(デイリースポーツ・ゴルフ担当・松本一之)