松山英樹が予選落ち 第1打OBでトリプルボギー発進…「10、11番が痛かった」

 「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第2日」(19日、ロイヤルポートラッシュGC=パー71)

 松山英樹(27)=LEXUS=は74と落とし、通算3オーバー。2打足りず、2年連続で予選落ちとなった。松山は昨年の全英後、出場25試合連続で決勝ラウンドに進んでいた。日本勢8人のうち、予選を通ったのは通算1オーバー、58位の稲森佑貴と浅地洋佑の2人だけ。J・B・ホームズ(米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)が通算8アンダーでトップ。タイガー・ウッズ(米国)も通算6オーバーで姿を消した。

 松山がまたもリンクスに屈した。1打足りなかった昨年に続き、今回はショット、パットとも精彩を欠いて2打届かなかった。26試合ぶり、今季(米ツアー)初めての予選落ちに「思ったようなプレーができないのは自分のせい」と力なく語った。

 初日に出遅れても2日目に巻き返すのが今季のパターンだった。ところが今回は、1番パー4の第1打で安全を期して3番ウッドを握ったにもかかわらず、右に曲げてOB。その後のつなぎもうまくいかず、トリプルボギーでスタートした。「練習場ではすごくよかった。自信を持っていたのだが…」という。

 2番から2つバーディーを奪ったが、インに入ると再びショットが左右に荒れて、10番と11番を連続ボギー。バーディーが欲しかった12番パー5も取れず、終盤はチャンスのないまま終わった。「トリプルを打ったことは忘れて、4つ5つバーディーを取ればと思っていたが、やっぱり10、11番がすごく痛かった」と振り返った。

 リンクスのやりにくさはないといい、1年ぶりの予選落ちについては「何とも言えないです」とポツリ。悲願のメジャー初制覇は、今年も成らなかった。

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