岩田寛、今季自己ベスト63首位発進“準地元”で会心9バーディー「優勝争いを」

 「男子ゴルフ・ダンロップ・スリクソン福島オープン・第1日」(27日、グランディ那須白河GC=パー72)

 ツアー2勝のベテラン岩田寛(38)=フリー=が7番からの3連続を含む9バーディー、ボギーなしの63を出して首位発進した。65で回った池田勇太、稲森佑貴、正岡竜二が2打差の2位。石川遼は71で63位スタートとなった。

 38歳のベテランが存在感を示した。岩田がアンジュレーションのきついグリーンを攻略。2番で3メートルを沈めて流れに乗り、7番からは3ホール連続で1メートルのバーディーパットを沈めた。前半アウトを30で折り返すと、後半インも攻め手を緩めない。

 11、13番でスコアを伸ばし、最終18番は残り233ヤードを3Iで2オンに成功。8メートルのイーグルパットは惜しくも外したが、難なくバーディーフィニッシュを決めた。63は今季自己ベスト。昨年のアジアパシフィックダイヤモンドカップ2日目以来の単独首位に立ち「全体的にはパターがよかったです。久々にスコアがよかったので、途中少し緊張しちゃいました」と振り返った。

 コースがある福島県のお隣、宮城県の出身で今大会は“準地元”。同組の手嶋から「寛への応援が多い気がする」と言われたことを明かし「このあたりには高校、大学の先輩もいます。今週は優勝争いをしたいですね」。15年セガサミー以来の頂点を見据えた。

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