松山英樹「ミスがミスを…」9打差32位後退 バーディー直後に2度のボギー

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第2日」(14日、ペブルビーチ・リンクス=パー71)

 16位から出た松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73と落とし、通算イーブンパーで首位と9打差の32位に後退した。他の日本勢3人は予選落ちした。トップは65をマークして通算9アンダーのゲーリー・ウッドランド(米国)。タイガー・ウッズ(同)は松山と並び32位。3連覇を目指すブルックス・ケプカ(同)は通算4アンダーの6位。

 悪い流れを止められなかった。バーティー直後のボギーが2度。松山は「ミスがミスを呼んでいる。ちょっとしたことでこれだけスコアを崩している」が苦しい胸の内を明かした。

 1番で2・5メートルを沈めてバーディー発進したものの、続く2番で第1打を深い右ラフに入れてボギー。4番では2メートルにつけてバーディーにしたものの、5番は3パットのボギー。後半に入り、10番パー4は第2打をグリーン左手前のラフにショートさせ、そこからの寄せがシャンクしてボギー。13番も右バンカーからグリーンオーバーさせ、さらに寄せをショートさせて手痛いダブルボギーをたたいた。

 10番のシャンクは、ボールが深い逆目の草の中に沈んでいたため、クラブを上から入れようとして失敗したという。「最近シャンクが多いが、試合で出るとは思わなかった」。その後も寄せが決まらず「完璧なアプローチをしても、1ピンくらいにしか寄らない」とこぼした。

 18ホール中、12ホールでパーオンするなど、ショット自体は悪くない。だが、難コースは悪い流れを途切れさせることを許さない。首位とは9打差に開き、日本人男子初のメジャー制覇はまたも遠のきつつある。

 「いい流れでプレーできれば、5アンダーや6アンダーが出せなくもないと思うが…。いい流れになるように連続してバーディーを取るとか、そういうところが早くできれば」。3日目での巻き返しを誓った。

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