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堀川未来夢が初V!2位に4打差の完全優勝 涙ホロリ…「お世話になった人の顔が」

 通算15アンダーでツアー初優勝し喜ぶ堀川未来夢
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 「男子ゴルフ・日本ゴルフツアー選手権森ビル杯・最終日」(9日、宍戸ヒルズCC=パー71)

 ツアーデビューから5年目の堀川未来夢(みくむ、26)=Wave Energy=が、悲願のツアー初勝利を挙げた。2位に3打差をつけた首位からスタート。5バーディー、2ボギーの68で通算15アンダーとし、2位の今平周吾に4打差をつけた。初日から首位を譲らない完全優勝で、海外メジャー大会に初挑戦する次週の全米オープンへ弾みをつけた。約1カ月ぶりに復帰した石川遼は通算1アンダーで20位だった。

 笑顔が似合う堀川の目元が少しだけ潤んだ。「(1時間前にホールアウトした)片山(晋呉)さんが残ってくれたし、予選落ちした大槻(智春)さんや竹安(俊也)も、一度は家に帰ったはずなのに戻ってきてくれた。優勝より、そういうことの方がうれしかった」。日大の先輩や、同学年選手らからの祝福が涙腺を緩ませた。

 危なげなく初優勝を飾った。8番で約11メートルのバーディーパットを決めるなど、前半で2つスコアを伸ばし後続に5打差をつけて折り返し。警戒していた今平が15番でイーグルを決めた時点で3打差となったが、直後に2メートルのバーディーパットを沈めて足場を固めた。

 ツアー参戦5年目の初優勝は決して遅くない。ただ、昨季から今季にかけて同学年の出水田大二郎や年下の稲森佑貴、星野陸也、浅地洋佑らが相次いでツアー初優勝。「優勝したいという気持ちはあるが、空回りしないように一打一打を無駄なくプレーしたい」と焦る気持ちを抑えた。

 もちろん、努力は怠らなかった。このオフは自身のデータを徹底分析し、初日のパッティングが良くないことに着目。大会直前の練習ではロングパットを多く打つように心掛けた。

 初優勝までの5年間は長かったのか、短かったのか。「努力することは苦に感じないので、長かったとは思わない」。そう言ったものの、ラウンド中には「今までダメだった時にお世話になった人の顔が浮かんできた」という。夢だったツアー優勝を達成。次週の全米オープンでは世界を相手に、次の夢に挑む。

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