松山英樹 10位浮上!新フォーム合ってきた!首位10打差も「チャンスある」

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第2日」(17日、ベスページ・ステートパーク・ブラックコース=パー70)

 メジャー初制覇を目指す松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、1ボギーの68で通算2アンダー、10位に浮上した。タイガー・ウッズ(43)=米国=は通算5オーバーでカットラインに1打及ばず予選落ちした。今平周吾(26)=フリー=と小平智(29)=アドミラル=も決勝に進めなかった。昨年優勝のブルックス・ケプカ(29)=米国=が65で回って通算12アンダーにし、後続に7打差をつけて首位を守った。(ファミングデール、テッド・ムース)

 ケプカの一人旅状態が続いて目立たない存在となってしまったが、松山が好調なプレーを続けている。第2ラウンドは大きなミスもなく、3バーディー、1ボギー。1桁順位は目前となった。

 ショットは朝から切れ、1番で2メートルに付けた。このホールはパットを外したが、4番では1・5メートルを今度は真ん中から沈めた。9番は6メートルの下りのフックラインをズバリ。スタンスをやや狭めた新しいパッティングフォームが合ってきたようだ。

 ミスらしいミスは11番だけ。第1打を右バンカーに入れ、9番アイアンでの第2打が目の前の土手に当たって荒れ地の中へ。ボールがなかなか見つからずにロストの危機に見舞われたが、同組のキャディーが埋まっているのを見つけてくれてほっと一息。なんとかボギーで抑え、続く12番で5メートルを決めてすぐに取り返した。

 16ホールでパーオンと、数字の上でも安定感を示した。本人は「ショットはまだ、あまりいい感じではないが、欲を言えばあと1つ2つ取れたのかなという感じはある。悪くない2日間だった」と自己評価。首位とは10打差あるが「いいショット、いいパットを打ち続けていれば、チャンスはあるかなと思う」と諦めてはいない。

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