星野陸也、首位と2打差の4位 22歳の新星がいきなり躍動

 「男子ゴルフ・東建ホームメイトカップ・第1日」(18日、東建多度CC名古屋=パー71)

 男子ゴルフの国内ツアーが開幕した。昨年フジサンケイクラシックで初優勝を果たしたホープ、星野陸也(22)=フリー=が1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー65をマークし、首位に2打差の4位と好スタートを切った。8アンダー63を出した貞方章男とデービッド・オー(米国)が首位に立ち、プロ4年目の松原大輔が1打差の3位につけた。

 若手が活躍するのは女子ゴルフだけじゃない。22歳の若武者・星野が自慢の飛距離にモノを言わせ、開幕戦で見事なスタートダッシュを決めた。「ショットの調子がよかった。チャンスはもっとたくさんあったので、もう少しいけたかな」とどん欲さを表に出した。

 昨季のドライビングディスタンスは295・51ヤードでランク7位。186センチの長身を生かしたドライバーショットは、はるかかなたのフェアウエーを捕らえる。前半インの17番パー5は、残り228ヤードの第2打を4Iでピン50センチに2オンさせ、楽々とイーグルを奪った。今オフは例年のように筋力トレーニング一本に絞るのではなく、球を打つ練習を継続して取り組んできた。その成果をしっかりと発揮した。

 大きな夢がある。それは10月に日本で初開催されるPGAツアーZOZO選手権出場。日本ツアーの選手が出場するためには、2週前のブリヂストンオープンで3位以内に入るか、終了時点でその3人を除外して賞金ランク7位以内に入ることが条件になる。

 「ZOZOでうまくいけば(優勝すれば)米ツアーにいける。そのためにもまずは国内で優勝すること。今週は飛ばし屋有利なので、このチャンスを生かしたい」

 今大会はジュニア時代から親交があり、兄貴分と慕う5歳上の石川遼が腰痛のため欠場。「(石川の)代わりにはなれないと思うが、大会を盛り上げたい」と意気込む。開幕戦Vで夢を引き寄せる。

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