賞金王・今平6冠!次の目標は年内世界ランク50位

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は3日、都内で男子ツアーの表彰式を開き、今平周吾(26)=レオパレスリゾート・グアム=が賞金ランキング、最優秀選手、平均ストローク、平均バーディー数、平均パット数、ゴルフ記者賞の6部門を初受賞した。2季前の賞金王の池田勇太が総合力を得点化したトータルポイント、ティーショットの飛距離と正確さを得点化したトータルドライビングのタイトルを初めて獲得した。最優秀新人には初優勝を果たし賞金ランク7位に入った22歳の星野陸也が選ばれた。

 今平はすでに、次の目標に向けて動きだそうとしている。「年内に世界ランク50位を目指したい。インドネシア・マスターズに出るつもり」。年内に50位に入れば、来年4月のマスターズに出られる。2日付の最新ランクは55位。試合が残っている海外で好成績を挙げれば、子どものころから夢に見たマスターズ出場が現実のものになる。

 アジアツアーのインドネシア・マスターズは13~16日に開催。一年の締めくくりに位置付けたり、今平と同じような考えでエントリーする強豪が多い。昨年は現世界ランク2位のローズ(英国)が優勝。宮里優作が4位に入り、ランクを58位から50位に上げた。

 仮に年内50位に失敗すれば、次は「開催前週のランク50位」のカテゴリーでマスターズを狙う。その場合は、年明けから海外で出られる試合を探し、積極的に動くつもりだ。

 来季の国内の目標を問われて「連続で賞金王になる」と断言。オフの間に飛距離と体の柔軟性アップを目指し、海外と国内で二兎を追う。

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