“黄金世代”新垣比菜 2位のはずが…まさかの失格 ボギーの18番をパーと過少申告

 過少申告で失格となり、ゴルフ場を後にする新垣比菜
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 「女子ゴルフ・CATレディース・第2日」(18日、大箱根CC=パー73)

 単独首位から出た“黄金世代”の中心選手、新垣比菜(19)=ダイキン工業=がホールアウト後にスコアの過少申告で失格となった。18番のボギーをパーと申告した。失格前は通算8アンダーで首位に2打差の2位だっただけに、悔やまれるミスだった。新人の大里桃子が7バーディー、ボギーなしの66で回り、通算10アンダーで2位に3打差をつけ、11位から単独トップに浮上した。

 まさに天国から地獄だった。単独首位から出た新垣は、3バーディー、1ボギーの71で回り、ホールアウト時点では通算8アンダーで2位。ツアー初優勝を飾った4月のサイバーエージェント・レディース以来の2勝目へ十分希望が持てる位置だったが、直後のスコア提出所で事態が暗転した。

 最終18番パー5は4オン2パットのボギー。にもかかわらず、マーカーが記入したスコアはパーになっていた。それに気がつかずにアテストし、スコア提出所を出たところで失格となった。

 「最後ボギーだったけど、5と書いてあって、自分も確認しなくて、そのままスコアを出してしまったので、失格になってしまった。明日頑張ろうという時だったので、ズンときた」

 最初は淡々と話していたものの、途中からは涙目に。昨年の最終QTでも、前のホールに置き忘れたクラブを取りにいったことが遅延行為となり2罰打を受けた。

 それに続く痛恨のミスで「最後のボギーがショックで、今日に限ってチェックしなくて…。(過少申告は)今まではなかった。言われた時はハッとした」と、悔やんでも悔やみきれない様子だった。

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