石川遼は初戦敗退 塩見に脱帽も内容は手応え「ドライバーもアイアンもいい感じ」

 「男子ゴルフ・ISPSハンダマッチプレー選手権・第1日」(26日、鳩山CC=パー72)

 1回戦48試合が行われ、石川遼(26)=CASIO=が塩見好輝に2アンド1で敗れ、初戦で姿を消した。賞金ランキング2位につける秋吉翔太も敗退。49歳の深堀圭一郎、星野陸也ら48人が27日の2回戦に進出。昨年大会覇者の片山晋呉らシード8選手は9月5日の3回戦から登場する。

 地元埼玉での初優勝を目指した進撃は、今季2戦目のダークホースに早々とせき止められた。石川は潔く敗北を受け止め、「正直、今日の塩見さんはすごい。すごかった」と小さく笑みを浮かべ、脱帽した。

 前半9ホールで想定外の4ダウン。それでも、10番で1つ返し、11、12番で連続バーディーを奪って1ダウンまで挽回。さあ、反撃-と思った直後の13番パー5だった。ともに2オンに成功。しかし、塩見にピン上2メートルのパットを悠々と沈められ、「これだけ硬く、速いグリーンで2個目のイーグルか…」。確実にあった勢いはそがれ、勝機は霧散した。

 ただ、負けても悲観はしていない。最近4戦のうち、3度の予選落ちと低空飛行が続いている中、石川は「悪い内容、スコアじゃない。ドライバーもアイアンもいい感じ」と好感触。「マッチプレーなので勝つか負けるか。結果は、仕方ない」と前を向いた。

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