松山、猛チャージ66で16位 意地を見せるも上位陣に届かず

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(17日、シネコックヒルズGC=パー70)

 54位から出た松山英樹(26)=LEXUS=は6バーディー、2ボギーの66で回り、通算10オーバー16位となった。68で回ったブルックス・ケプカ(米国)が通算1オーバーで2連覇した。大会連覇は1988、89年のカーティス・ストレンジ(同)以来、29年ぶりで史上7人目。メジャー通算2勝目、米ツアー通算3勝目。トミー・フリートウッド(英国)が1打差2位に入った。

 怒とうの4連続バーディーを奪い、意地の66をマークした。それでも上位陣の背中さえ拝めず、松山は「最近は成績が良くないので、こんなものじゃないかな」と不満げだった。

 グリーンが荒れる前の早い時間帯で「転がりがきれいだった」。3番で5メートル、4番は3メートル、5番では6メートルを沈め、6番は9メートルをねじ込んだ。9番でも3メートルを楽々と決め、前半は31と躍進した。

 後半は停滞したもののショット、パットともに上向いたが、松山は「今日は良かったが、明日になると分からない」とポツリ。課題については「自分自身が説明できない。最悪の状態は免れているだけで、全部を(改善)しないといけない」と、最後までぶぜんとした表情だった。

 世界ランクは12位まで後退し、約1年8カ月ぶりにトップ10から外れた。今後は英国でのスコティッシュ・オープン(7月12~15日)を経て、メジャー第3戦の全英オープン(同19~22日)に挑む。

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