松山英樹は19位終戦「よく頑張ったなって感じ」 不調、左手親指痛と戦った4日間

 最終ラウンド、10番でバーディーパットを外し、厳しい表情の松山英樹。通算3アンダーで19位=オーガスタ・ナショナルGC(共同)
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 「米男子ゴルフ・マスターズ、最終日」(8日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 21位で出た松山英樹(26)=LEXUS=は4バーディー、1ボギーの69、通算285で3アンダーの19位だった。同じく21位で出た小平智(28)=Admiral=は4バーディー、4ボギーで288のイーブンパー。初出場ながら28位と健闘した。優勝は通算15アンダーのパトリック・リード(27)=米国=で、悲願のメジャー初制覇となった。

 松山は2番、3番と好ショットでチャンスを作り、連続バーディー。4番はボギーとなったが、5番では10メートルのバーディーパットを沈め会場を沸かせた。8番でもバーディーを奪い、前半でスコアを3つ伸ばしたが、後半は全てパー。劇的な躍進は見せられなかった。

 大会前から「(状態は)最悪。(期待感は)ゼロです」と話していた上に、左手親指付近の傷みを抱えながらの出場。自身7度目のマスターズを戦い終え「よく頑張ったなって感じ。こんなショットとアプローチとパターで、全てが悪い状況でよく4日間できた」と振り返った。

 しかし「最終組が9番くらいで回っている時点でインタビューこうやって受けているようじゃ、到底納得はできない」と悔しさもにじませ「最終日、こんな位置で回らないように頑張りたい」と今後の雪辱を誓った。

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