70歳ジャンボ70!2度目のエージシュート達成 満身創痍もショットキレキレ

 「男子ゴルフ・ツアーワールド・カップ・第2日」(6日、京和CC=パー71)

 尾崎将司(70)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=が3バーディー、2ボギーの70をマークし、年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成した。2013年4月のつるやオープン初日に66歳で62をマークして以来、4年半ぶりの自身2度目の快挙。予選落ちに終わったものの、現役引退を懸けた背水のシーズンに景気付けの大仕事をやってのけた。

 国内ツアー史上2度目、いずれも尾崎将だけの大記録だ。ただ、エージシュートには興味も関心もない。池田勇太ら選手たちから拍手喝采を浴び、主催者から花束を贈られても、ジャンボはやはりジャンボだった。

 「70でナイスプレーって言われるのも、オレのプライドとしてどうかな。元気な姿を見せることが大事。それに内容が伴ってこないと、やっている意味がないからな」

 前戦のANAオープンは最下位120位で予選落ち。背中痛でクラブを振り切れず、「奈落の底でもがいているよ」。治療と強化を重ね、「体と相談しながら」3戦ぶりに出場。キャディーバッグにはドライバーを2本入れ、この日は「ノーマルなロフトに戻した」というドライバーを駆使して爆発の下地を築いた。

 1打目の平均飛距離は272ヤード(77位)、フェアウエーキープ率50%(56位)を記録し、同組で回った49歳伊沢、46歳宮瀬を上回った。アイアンも呼応するように切れ味が増し、4番は80センチ、8番では70センチ、11番は1・5メートルにつけて悠々とスコアを伸ばし、「全盛期を自分でほうふつさせるようなゴルフだったね」と満足げだった。

 何度も苦り切った表情を浮かべ、ドライバーを腰に当てながらフェアウエーを歩いた。それでも、年齢にあらがい「進化しようと試行錯誤している」。性能が上がったクラブ、球に適応しようと、ボールの回転を意識した打ち方から「真っすぐに立って、大きな球を打とうと心掛けた」。変化を恐れぬ飽くなき探求心こそが、原動力だった。

 初日の出遅れが響き、99位で予選落ち。「もう一つ上の話題を提供できるように頑張るよ」。満足感は皆無。ジャンボの眼光はどこまでも鋭かった。

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