大堀、自己ベスト63 首位と2差2位に浮上、虎党がツアー初Vへ勢い

 「男子ゴルフ・ツアーワールド・カップ・第2日」(6日、京和CC=パー71)

 大堀裕次郎(25)=フリー=が9バーディー、1ボギーの自己ベスト63で回り、岩本高志と並んで首位と2打差の通算11アンダー2位に浮上した。初の賞金王を目指す宮里優作が同13アンダーで初日からの首位を守った。

 大粒の雨をものともせず、大堀が躍動した。18ホールにおける自身の最少スコアを更新する63で2位に浮上。ツアー初優勝を狙う有望株は「これだけのスコアだと気分がいい。よかった」とうれしそうに話した。

 「打てば入る状態だった」と3番から6連続バーディー。3~6番は3メートルから沈め、7番は6メートル、8番も1メートルをしっかり決め、前半は29で回ってパットはわずか10。雨が強まった後半も10番と11番でロングパットを決めた。

 兵庫県出身の大堀は10歳からゴルフを始め、2013年にプロ転向。野球が好きで「小さい頃から甲子園で育っている」という阪神ファンだ。9月下旬に観戦したDeNA戦は「負けたので行っていないことにした」と話すほど熱を込める。

 今季は前半で予選落ちが続いたが、3位だった8月のRIZAP・KBCオーガスタから調子を上げてきた。「頑張って伸ばさないと置いていかれる。最終日に戦える位置でいたい」。決勝ラウンドでは不気味な存在になりそうだ。

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