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【舩越園子の目】ケプカと松山の因縁

 男子ゴルフの全米オープン選手権でホールアウト後、笑顔を見せる松山英樹。メジャーの日本勢最高に並ぶ2位に入った=18日、米ウィスコンシン州エリンのエリンヒルズ(共同)
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、エリンヒルズGC=パー72)

 ブルックス・ケプカが大混戦を抜け出し、松山英樹が猛チャージをかける様相を眺めながら、私は2015年フェニックスオープンを思い出していた。あのときもケプカが優勝、松山は2位。もちろん、あのときはレギュラー大会で今回はメジャー大会。コースも状況もまったく違う。

 だが、選手と選手の間に不思議な縁が見え隠れし、同じ顔触れの優勝争いとなって「また?」と思うことは意外と多い。とはいえ、それは外側から見える縁であって、松山はそんなふうに意識してはいない。「ブルックスはいい友達。本当にいいプレーをしていた」とクラブハウスへ上がってきたケプカの肩をポンポンと叩いて心から祝福。だが「次の試合では負けないように頑張りたい」という言葉には悔しさが漂った。

 思えば、松山がフェニックスオープン2連覇を達成したのはケプカに惜敗した翌年からのこと。この全米オープンで勝てなかった悔しさを糧に次なるメジャーで優勝したら、松山を燃え上がらせたケプカは、因縁の宿敵ではなく良き友。いや、良き選手には良き友が付き、良きライバル関係の中で次こそメジャー初制覇?サンデーアフタヌーンに、そんなことを考えていた。

(在米ゴルフジャーナリスト)

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