松山英樹、神経質過ぎる同伴者に困った

 「米男子ゴルフ・プレーオフ第2戦、ドイツ銀行選手権・最終日」(7日、TPCボストン=パー71)

 松山英樹(23)=LEXUS=が今季の米ツアー総合優勝へ、望みをつないだ。首位と5打差の6位で出た松山は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算4アンダーで25位終了。しかし、プレーオフ第3戦を待たずに、3週後に行われる最終戦(第4戦)出場に必要とされる通算ポイント数をクリアした。

 リッキー・ファウラー(米国)が通算15アンダーとし、首位で出たヘンリク・ステンソン(スウェーデン)を1打差で逆転して優勝した。ファウラーは今季2勝目、ツアー通算3勝目。

 2年連続で最終戦進出を決めた松山だが、この日は同伴競技者とリズムが合わない不運もあった。一緒に回った22歳の若手、ダニエル・バーガー(米国)は神経質で、1番で先にバーディーパットを打つ際、後ろの離れた所から見ていた松山に「どいてくれ」と要求。続く2番のティーグランドでは、打つ前にボランティアのスコアラーに「動くな!」と声を荒らげ、不穏なムードになった。

 バーガーのショットは終始乱れてプレーが遅れ気味。7番では1ホール以上空いたため、オフィシャルに警告を受けた。あまりの遅さに、松山はいら立ちの表情を隠せなかった。「1番と2番はちょっとびっくりした。自分が遅いという感じはなかったので、彼が急いでくれたら詰まるのになと思いながらやっていた。でも、1人でプレーしない限りはそういうことはある」と話した。

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