米女子ゴルフ界にも藍引退を惜しむ声 奈紗「ずっと目標にやってきた」
「米女子ゴルフ・ボルビック選手権・第2日」(26日、アンアーバー・トラビスポイントCC=パー72)
4バーディー、1ボギーの69で回った野村敏京が通算7アンダーで首位と5打差の10位につけた。71だった畑岡奈紗は通算3アンダーの44位で、横峯さくらは2アンダーの59位。上原彩子は5オーバーで予選落ちした。
宮里藍の今季限りでの現役引退は、米女子ツアーの選手たちにも衝撃を与えた。畑岡はラウンド後に「ずっと藍さんを目標にやってきた」と惜しんだ。同郷の上原は「ジュニア時代から一緒に戦ってきた仲間なので、すごくショック」。野村は米女子プロ協会を通じて「31歳なので、早い感じがする」とコメントした。
カリー・ウェブ(オーストラリア)は「このタイミングに驚いている。残念で寂しい」と惜しみ、何度も競り合ったスサン・ペテルセン(ノルウェー)は「彼女の業績は誰に対しても誇れるもの」とたたえた。
同じ31歳で子供の頃から互いを知る横峯は、宮里藍への敬意を表したいとの理由で、立ち話の取材で語ることを拒んだ。