松山予選落ち「力がなかった」
「米男子ゴルフ・メモリアルトーナメント・第2日」(3日、ミュアフィールドビレッジGC=パー72)
2年前の大会で米ツアー初優勝を飾った松山英樹(24)=LEXUS=は3バーディー、4ボギーの73で、3オーバーの103位と振るわず、今季2度目の予選落ちを喫した。107位から出た岩田寛は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算2アンダーで62位に浮上。マット・クーチャーとブレンダン・スティール(以上米国)が通算12アンダーで首位に立った。
松山が今季初めて2日続けてオーバーパーをたたき、予選落ちした。前半の16番(パー3)では舞い上がったフェードボールがグリーン奥のラフまで飛び、驚きの表情を浮かべた。その後も距離感が合わない場面が目立った。2週後の全米オープン選手権前の、最後の実戦だったが「うまくいかない。コースを攻略するだけの力がなかった」と視線を落とした。