松山ブスッ 10打差105位スタート
「米男子ゴルフ・メモリアルトーナメント・第1日」(2日、ミュアフィールドビレッジGC=パー72)
2年前の大会で米ツアー初優勝を飾った松山英樹(24)=LEXUS=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で首位と10打差の105位と大きく出遅れた。岩田寛も2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と振るわず107位。64で回ったダスティン・ジョンソン(米国)がトップに立った。
ショット、パットともに精彩を欠いた松山は、米ツアー初優勝を果たした得意コースで初めてのオーバーパーをたたいた。厳しい出だしとなり「いいショットは一度もなかったので、このスコアになっても仕方がない」と仏頂面だった。
生命線のアイアンショットが散らばりながらも前半は耐えた。しかし、後半12番(パー3)のティーショットはグリーン手前の土手に当たって池に消え、ダブルボギー。ギャラリーのため息を誘うと、直後の13番はグリーン左のバンカーに入れてスコアを落とした。バーディー合戦で上位はスコアを伸ばしているが「普通にやればそれくらい出せるかなという感じだが、普通じゃないので」と言うしかなかった。昨年は5位に入り、ツアーの公式サイトは優勝候補の2番手に挙げていたが、予選通過もできるかという厳しいスタートとなった。