松山、首位と6打差逆転「あると思う」

 「バークレイズ・第3日」(29日、プレインフィールドCC=パー70)

 24位から出た松山英樹(23)=LEXUS=は7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算5アンダーで首位と6打差の14位に浮上した。全米プロ覇者のジェーソン・デー(オーストラリア)とベ・サンムン(韓国)がともに63をマークして通算11アンダーでトップに並んだ。

 松山が後半のチャージで上位戦線に食い下がった。一時はスコアを三つも落としながら、バーディーを重ねて67。不調の底から脱したようで「少しずつ良くなっているかな」と評価した。

 パー3の3番でティーショットを池に入れてダブルボギーとするなど序盤は苦しい展開だった。しかし、9番でピンそば60センチにぴたりとつけると、10番も6メートルのパットを沈めて連続バーディー。後半も15番でショットを1メートルに寄せパー5の16番もしっかり伸ばした。18番は2打目をピンそばにつけ、ギャラリーから喝采を浴びた。

 首位とは6打差。逆転の可能性を問われると「あると思う」とうなずく。「そういう位置で前半を終えていれば(優勝を)考えたい。最初からきょうの後半みたいなプレーができるように」と意気込んだ。

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