香妻、初Vならず…プレーオフ激闘も涙
「ミズノ・クラシック・最終日」(9日、近鉄賢島CC=パー72)
香妻琴乃(22)=サマンサタバサ=が惜しくも初優勝を逃した。通算11アンダーで並んだ李美香(21)、李日姫(25)の韓国勢2人とのプレーオフ5ホール目で力尽きた。7月のサマンサタバサレディースに続く2度目のプレーオフ負け。最後にバーディーを奪った李美香が米ツアー初優勝を飾った。横峯さくら(28)=エプソン=は、ローラ・デービース(51)=英国=らとともに通算10アンダーの4位に終わった。
23ホールを回った長い1日の終わり。香妻の瞳は涙で赤くにじんでいた。正規の18ホールで前半は4連続バーディーの猛攻。後半は粘りのパーセーブ。そしてプレーオフ3ホール目には14メートルの長いバーディーパットも沈めた。5ホールに及ぶ激闘。それでも初優勝はつかめなかった。
「悔しいです。だけど、今の力は全部出し切っての結果だと思う。前回のプレーオフよりはいいプレーができた」。7月に続き2度目のプレーオフ負けとなったが、4カ月前と比べると、確実に初優勝に近づいていることは実感できた。課題には「アプローチでパーを拾っていく力がまだ足りない。そこの技術を鍛えないと」とショートゲームを挙げた。
優勝はできなかったが、大きな“お土産”は手にした。前週まで28位だった賞金ランクは、一気に20位までアップ。これにより賞金ランク上位25位までが出場できる最終戦LPGAツアー選手権リコー杯(27~30日)の出場権をほぼ確実にした。地元・宮崎県で開催されるだけに気合が入る。その前の大王製紙エリエールレディス(20~23日)への推薦出場も決まっており、「今季は残り2試合。優勝したいです」。しっかりとした口調に強い決意がのぞいた。





